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緊急特別企画!『タージン/石川雄三ふたり会』潜入ルポ!!

会社を定時で終えた俺は速効心斎橋に向かった。
余裕をかまして当日券目当てだったが、
前売りですべて完売!?当日券はなし!?まじかよ?
ちんけな受付の前で俺はうちひしがれていた。
そこに怪しい熟年夫婦がふらりと俺に近付いてきた。

 『チケット持ってはる?なかったらあるよ...。』

おお!ダフ屋まで現れるとは!!
俺はタージンを甘く見ていたようだ。
俺はびびりながら値段を訪ねた。するとその女は

 『2500円でいいよ!』

なぬ?それは前売りの料金ではないか!いったいなぜ?
目に見えないトラップがどこかにあるはずだ!
俺はファイティングポーズをとった。

 『タージン本人に10枚無理矢理買わされて...。
  知り合いにも売れなくて困ってるのよ...』

おもわずガッツポーズをとる俺。
やはり!!そんなこったろうと思っていたよ!
俺はうちひしがれていた夫婦から余裕でチケットをGETし
会場へと足を踏み入れたのだった。
すると、いるわ!いるわ!
『けっこういけてた掘ちえみ、
ナイトインナイト火曜日の川島あみる、
正道会館の角田信明、
元読売テレビアナウンサー&京阪電車オタクで『お尻顔』でお馴染みの羽川秀樹、
MBS の美人女子アナウンサーの高井美貴ハニーetc...』っと、
実に関西風味が充満している会場であった。
客層の7割が知人か業界人で、
あとの3割が俺を含めた純粋な?タージンファンだった。
さて、イベントの内容というと、
まるで業界人向けのプレゼンのようなレポートビデオネタが3本、
創作落語まがいが一本。自称アメフト好きのネタが1本。
そして最後に40分のLONGESTな朗読?が1本であった。
おおかたの予想どうり全体的に笑いは少なかったが、
予想に反して最後のLONGESTな朗読が結構いけていたのである。
レベル『浜村淳』級のキャラクター憑依で一杯のかけそばよろしく、
奴はお涙ちょうだいものを語り始めたのである。
周りの和服のおばさん達はグスグス鼻を鳴らしている。
ノーガード状態の俺は意表をつかれ思わず涙しかけてしまった。
タージンが泣きの感動のフィナーレを迎えイベントは無事終了した。
会場を出ると、タージンがスタンバっていて握手でお別れだ。
俺は『がんばってください!』と
これっぽちも心にもないことをイタコライクに口走り、
奴と固い握手をかわした。
午後9時30分、俺は会場を後にした。

                  完